19世紀から100年以上に渡りラインヘッセンのアッペンハイム村で
ワイン造りを続けているクネヴィッツ家は
1976年に初めてドメーヌとしてワインの瓶詰めを始めました。
やがてこの小さなドメーヌは僅か5ヘクタールから
2000年代半ばには15ヘクタールにまで成長し、
2007年に現当主のトビアスがドメーヌを引き継ぎました。
その時のトビアスの年齢はなんと16歳で、
30代にして既に20年近い醸造家としての経験を積んだ、
異例のキャリアを築いています。

2015年にはドイツの権威あるワインガイド『ファルスタッフ』から
『ニューカマー オブ ザ イヤー』を受賞し、
2022年にはVDPへの加盟が認められるなど、
ドイツ国内では誰もが知る若手トップ生産者の一人に仲間入りしました。

クネヴィッツ家が保有する畑も非常に興味深く、
ラインヘッセンでも最高の畑の一つに数えられる
フンダートグルデンGGを含む、
複数のグランクリュとプルミエクリュを保有しております。
これらの畑は共通してドイツでは珍しいほど石灰岩の割合が多く、
素晴らしいクオリティのリースリング、シャルドネ、
ピノノワールを中心にワインを造り出しています。