皆さんこんにちは!
Lucioleの唐田です。
スタッフ全員が挑戦しているDiploma試験の1つ目の試験についてまとめました。
試験後のチュートリアル(勉強会)を含めて2日間にわたる日程です。
※試験内容については口外できないルールなので触れられませんが、会場の雰囲気や後悔している事をお伝えしてこれから臨む方のお力になれたら嬉しいです
10:00 会場オープン
10:30 試験開始
12:00 試験終了・昼休み
13:00 チュートリアル
※大体40分1コマで休憩が10分ほどありました
17:30頃 解散
10:30~チュートリアル
13:00頃 昼食
15:30頃 解散
ご覧の通り、試験後もびっちりですね~(⋗ ≺)
体力はもちろん、試験後の集中力も欠かせません!
Q.会場は?
毎回変わるようで、2週間前くらいにメールでアナウンスがありました。
私は新幹線予約の都合があったので約1か月前に電話で問い合わせましたが、急ぎでない方はメールを待ってもいいと思います。
Q.チュートリアルってなに?
私の時はDiploma資格を持つ海外の先生がテイスティングの講義をしてくださいました。
スティルワイン(D3)、スパークリングワイン(D4)、酒精強化ワイン(D5)の3つのセクションで、レベル3にはなかった「品質評価の根拠の書き方」を説明してくださいます。
specificationの重要性に言及していましたよ。
必ず読むように、今から話す事はここに既に書いてある、と(笑)
Q.昼食は?
試験後のエネルギー補給は大事です(笑)
事前に調べたら今回の会場は近くにコンビニがあったのですが、お昼休憩の時間が短かったので買っていきました。
お弁当持参の方も多かったですよ!
①睡眠時間のコントロール
②試験前に焦らない
③試験が始まったらまずは全部読む
①睡眠時間のコントロール
私は朝6時過ぎの新幹線に乗ったので、1週間前から起きる時間をなるべく合わせていました。
試験は10時半~の為、その時間帯は机に向かって本番と同じ筆記用具で勉強。
もちろんお仕事の都合や体質で、睡眠・勉強時間をコントロールするのが難しい方もいらっしゃると思います。
あくまでも一例です。
②試験前に焦らない
「ここも出そう」「あの人すごいスラスラ英語書いてる」と不安になりがちな性格です。
ヤマはりや傾向をつかむのも大事だと思いますが、それよりも大切にしたのは自分のペースを崩さないことでした。
自分のやってきたことを信じて、直前は復習に徹することを個人的にはお勧めします。
会場に着いた際も、今まで書きなぐったノートをサッと見たあとは目をつぶって集中力を高めていました。
復習の際、良いヒントになったのは
specification(仕様書)です!
例えば、
・MLFに関して特に聞かれているのが「促進・回避のためのテクニック」なので、それを重点的に振り返る
・栽培方法に関しては「Conventional、Sustainable、Organic、Biodynamic、Precision」の5個があるな(それぞれの定義を言えるか確認)
というように…
出題側が作っている「これ勉強してね」という仕様書なので、目を通すことをお勧めします。
③試験が始まったらまずは全部読む
大問がいくつかあり、ほぼ白紙の紙にガンガン書いていきます。
私のおすすめはまずは全問題にさっと目を通して、問題の難易度や自分の書きやすさで「何に」「何分」費やすかを配分するテクニックです。
その上で確実に点を取れそうな問題から挑み、時間配分を意識しながら「もう少し書こう」「これ以上深く書いたら時間内にまとまらない」というように調整しながら解き進めていきます。
なぜそのようにしたかというと序盤で戸惑う問題に当たった時に必要以上に動揺しただけでなく、なんとか埋めようと想定以上の時間をかけて自分の得意分野で納得いく答えを掛けないまま試験終了という苦い経験があったからです。
私は過去に、ジャンル違いですが似たような試験を受けたことがあります。
お題に対して2時間で16ページの論文を読み、A4用紙14枚に小論文を書いていくのですが、問題を解く力以外に意識する事があると当時の先生に教えていただきました。
それが「採点者も同じ人間」ということ。
採点する側がなるべくストレスフリーで読めるように、
・字は大きく、太く、見やすさを意識して
→B以上の濃さ・最低0.5㎜のシャーペン(鉛筆は尚可)
・問題用紙を綺麗に使う
→小見出しをつけたり、ページ番号を振る
・名前(受験番号)を綺麗な字で
→第一印象を良く書ききることは一番大事ですよね。
一方で、1日に何人も採点している人への配慮は直接加点になるわけではないですが
マイナスには働かないと思うのでので今回も意識しました。
①英単語を甘く見すぎた
②インプットの割合が多かった
③回答が浅かった
①英単語を甘く見すぎた
試験後にスペルミスが多く発覚…
特に加点になりうる重要なキーワード(栄養素の名前や醸造方法)は一字一句最終確認すべきでした。
品種名や産地名のスペルミスは採点対象にならないと聞いた事があるので慎重に復習が必要です。
②インプットの割合が多かった
試験前ラスト1か月でアウトプットに切り替えたのですが、範囲が広くて時間が足りず本番ぶっつけになってしまう範囲ができてしまいました。
当然、初めて自分の言葉で書く時は思い出すのに時間がかかりますし、英文の構成も書いたり消したりで解答用紙も汚くなり…
できるだけ早い段階でアウトプットも取り入れながら試験に臨むことをお勧めします。
個人的なやり方です↓
ノートの左にまとめ、右に要点を自分の言葉でまとめたり英単語を書きなぐってました!
試験前は自分のまとめを見て振り返ってましたよ。
③回答が浅かった
「フルボディの白ワインで考えられる醸造」
だとしたら、
・樽使う
・澱との接触 etc…..
それだとレベル3の内容なので、
樽の種類や、澱の攪拌の方法まで触れて
加点に持って行く感じです。
ここで専門用語や具体例を引き合いに出しながら掘り下げていくのがD1ですが、意識しないと浅い回答になってしまい後悔しています。
具体的なワードを利用しながら、問題に対して掘り下げていく必要がありました。
次回のWSET試験を1月18日に控えている方も多いと思います。
勉強のペースややり方は人それぞれですので、
私の紹介した方法が正解とは思いません!
よりよい勉強方法へ行きつくお手伝いとしてほんの少しでも貢献出来たら嬉しいです。
instagramでは受験中の勉強進捗を含め、
心に残ったワインのご紹介や家庭料理とのペアリング例など紹介しています。
よかったら覗いて見てくださいね。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
Luciole 唐田
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