こんにちは!Lucioleの唐田です。
ブログページまで覗いていただきありがとうございます!
今日ご紹介するのは、
【クローチェ ディ メッツオ】
Tenuta Crocedimezzo です。
イタリアのトスカーナ州、
モンタルチーノというエリアにあります!
トスカーナ州は素材の味をよく生かした料理が多く
肉をよく食べると言われます。
前菜で有名なのはサラミや生ハム、
鶏レバーをのせたパン。
厚切りのTボーンステーキには名産のキアニーナ牛が並ぶことも。
↓トスカーナ州の名物料理一例
1971年に創業した家族経営のワイナリーです。
その頃はまだブルネロの生産者は15~20人程度だったそうなので、クローチェ ディ メッツオは老舗ワイナリーの一つです。
ブルネロ・ディ・モンタルチーノ、ロッソ・ディ・モンタルチーノの他にグラッパなども生産しています。
ルシオールで扱っているのは
ロッソ・ディ・モンタルチーノ
ブルネロ・ディ・モンタルチーノ、良い年のみに造られるリゼルヴァの3銘柄です。
ロッソディモンタルチーノ
サンジョベーゼ100%で造られ収穫年の翌年の9月1日以降に出荷できるようになります。
ブルネロ・ディ・モンタルチーノ
50ヶ月以上の熟成が義務付けられていて、その内木樽熟成は最低2年、
販売開始できるのは収穫後5年目の1月1日以降。
ブルネロ・ディ・モンタルチーノ リゼルヴァ
リゼルヴァは最低62ヵ月(うち木樽熟成は最低2年)、6ヶ月以上の瓶内熟成が必要で、
収穫してからなんと6年目にならないと販売できない決まりになっています。
収穫から市場に出回るまでに長い時間と管理が必要なため、
高級ワインとして今でもイタリアでは「贈答品にはブルネロ」という方も多いそうです。
Tenuta Croce di Mezzo from Alicolor on Vimeo.
動画のとおり、雄大な自然の中にあるワイナリーです!
綺麗に実ったブドウが潰れないように手作業で収穫しているだけでなく、
収穫したブドウの自重で潰れないよう小さなバケツで運んでいるのが分かります。
醸造所が畑の中にあるので、移動中の温度変化や酸化によるダメージで
アロマが落ちて品質が下がる心配も少なくなりますね。
また、既定では250m~600mの標高がないとブルネロ ディ モンタルチーノと名乗れないのですが、
クローチェ ディ メッツオの畑の平均標高は520m(最高560m)という高さに位置しています。
なだらかな丘陵でたっぷりの日差しを浴びながらも、標高が高さによって気温も下がるので酸味が維持されます。
酸味はワインの味のバランスを保つのにも重要ですし、長期熟成には必要不可欠な要素です。
クローチェ ディ メッツオは所有するすべての畑で無農薬栽培、除草剤も使わないというこだわりを持っています。
持続可能な栽培や自然との共生に関心が高まる昨今、
さらに厳しい規定を守らないと認証されない「ビオロジック」に移行し、現在承認の申請中です。
農薬や添加物等を抑えたブドウ栽培・ワイン造りは、健全なワインに仕上がる為により管理の労力と時間、そしてコストがかかります。
家族経営の小さなワイナリーながら手間暇を惜しまず丁寧に管理され、恵まれた畑から収穫されたブドウはいよいよ醸造過程へと移ります。
全てのワインは天然酵母での発酵と大樽での熟成という伝統的なスタイルを踏襲しながら、造られています。
ブルネロ ディ モンタルチーノ、ブルネロ ディ モンタルチーノ リゼルヴァは樽の種類、使用比率を銘柄によって変えるこだわり。
ワイナリーでの長期熟成を経て、やっと私たちの手元に届きます。
それぞれのワインの詳しい造りはぜひ、商品ページを見てみてくださいね!
因みに、2010年と2016年は過去30年で最高のヴィンテージの一つと言われています。
Lucioleではどちらのヴィンテージも販売しておりますので、飲み比べてみるのも楽しいですよ!
ワイン会でもきっと注目を集める銘柄です。
長期熟成を経てやっとリリースされたクローチェ ディ メッツオのブルネロは、そのまま味わっても十分美味しいです。
でも、ワインがあると料理が欲しくなる…
そんな時はぜひ郷土料理で合わせてみてくださいね!
名産のキアニーナ牛はなかなか手に入らないですが、赤身がジューシーで柔らかなところが特徴なので、
厚切りのイチボやランプを焼いてみてはいかがでしょう?
炭火焼といえばキャンプ!
アウトドアでこだわりワインを空けて、思い出深い日にするのはいかがですか?
気軽に飲むのであれば、ロッソ ディ モンタルチーノはソーセージやトマトのパスタ(平麺もしくは太麺がお勧めです!)とぴったりでしたよ。
お料理例は私のinstagramでもご紹介していたので、よろしければぜひご覧ください。
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Luciole唐田