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先日ドイツ・フランス出張から帰国しました!様々なワインを飲んで産地を訪問し、今回は新たに3軒の生産者と独占契約をしましたよ。早くて夏ごろには入荷出来るかと思います。是非お楽しみに!
本日はラインヘッセンを拠点とする【ハイリゲンブリュット】のご紹介です!
ラインヘッセン・アルツァイにある700年以上前に修道士がワイン造りをしていた場所で、火山性土壌に植えられた樹齢60年のリースリングや樹齢70年のシルヴァーナーなど貴重なブドウを使用したワインを造っている【ハイリゲンブリュット】。
ガイゼンハイム大学で醸造を学んだ、どちらも20代でワイン造りの情熱に溢れるクリスティアンとマーティン兄弟が力を合わせて栽培と醸造に励んでおり、ラインヘッセンの若手醸造家の中で一際目立った存在となっています。
ドイツのレストランやホテルの情報誌【DER FEINSCHMECKER】ではドイツの30歳以下のワインの才能のトップ30に選ばれています。彼らのワイン造りに対する情熱は現地ドイツでも伝わっています。
実はクリスティアンとマーティンは日本が大好きです!アニメなどの日本文化にとても興味があるみたいです。いつか日本に連れてきたいですね。
彼らのワインはドイツを代表するリースリングからシルヴァーナなど多種多様です。ピノノワールやブランドブラン(シャルドネ100%)のシャンパーニュと同じ製法で造ったスパークリングワインも造っています。
彼らのワインは色々な造り方をまだまだ色々試して試行錯誤の段階です。今回入荷するシャンパーニュ製法で造られているスパークリングも代替わり1年目の2018年から既に仕込んでおり、デゴルジュマンのベストタイミングを未だに模索していました。今回当店で入荷するのは瓶内熟成40か月のワイン。1樽しか造られていない超希少ワインです!
実は48か月、60か月などシャンパーニュの規定を遥かに超える熟成期間のスパークリングもリリース予定です。聞くだけでワクワクしますね。ルシオールでも入荷出来るよう交渉中です。
40か月熟成のワインも既にキリっとした酸味に複雑味や酵母の香りがたっぷりとするワインになっています。入荷した際は是非お試しくださいね!
高樹齢の樹はとても太く、形もとても様々です。ブドウが取れる量は減っていきますがその分、凝縮感のあるブドウを造ることができます。ブドウの樹は年月を経るほどその土地に合った形にどんどん形成されていき、厳しい状況になっても良いブドウの実をつけることが出来ます。
既に新しくリースリングなども植えており、区画をどんどん拡大中です。
ハイリゲンブリュットが1925年に使っていたエチケットをそのまま復刻して、限定の高樹齢シルヴァーナーとリースリングのみに使用されています。現在使用されているラベルとは異なり、かなりカラフル色合いでゴージャスな印象です。ルシオールではどちらの銘柄も入荷予定です。
醸造所の近くにはブドウ畑の一面見渡せる塔が立っています。
塔を登るとブドウの土などの色などもしっかりと確認することが出来ます。高い建物が無いので遠くの土の色合いまで確認することが出来ました。中でも火山性土壌は彼らにとっても特別なテロワールです。
私たちが訪問した際は雨が降った次の日だったので、土が少しだけ粘土のような質感になっていました。これにより水分が保持されてブドウに必要な水分がしっかりと供給されます。
彼らのピノノワールは僅か1樽の超少量生産です。2020年は僅か240本生産で即完売。ルシオールは今年特別に60本の割り当てを貰いました。ちなみに2021年はブドウが不作で造ることが出来ず、樽で熟成されていたのは2022年でした。
まだ熟成中のワインでしたが、今すぐに瓶詰め出来る素晴らしいクオリティでした。まだまだ複雑な味わいになっていくと思います。2022年もすぐに完売しそうです、、、
今回入荷する2020年はアルコールが僅か11.5%しかありませんが、果実味、凝縮感、ボディも素晴らしく熟成のポテンシャルもしっかりと感じることが出来ます。飲み疲れすること無く、飲むことが出来ますよ。60本という少ない本数ですが、是非日本の皆様に味わってほしいです!
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また新しく入荷するワイナリーどんどん紹介していきます!ここまでお読み頂きましてありがとうございました!
Luciole 清水