仙台のおしゃれ居酒屋ってどこだと思う？
と酒好きの仲間内で話すと必ず話題に上がる とうやグループさん。
外観から既に雰囲気がいいな～とふらりと立ち寄った横丁三七三さん、焼き鳥・うどんへのこだわりに惹かれて3回訪れるも全て満席でいずれ行ってみたい炭焼き 松さん、海外の友人と和食を楽しんだ無垢とうやさんとプライベートでもご縁が多いです。
どの店舗も魅力的ですが、今回は無垢とうやさんにお邪魔出来たので、ご紹介させていただきます✨
無垢とうや（むくとうや）
〒980-0803
宮城県仙台市青葉区国分町3-3-5 リスズビル2F
17:00～24:00(L.O.23:00） 月曜定休
※最新の定休日情報は公式ホームページよりご確認ください
一人での訪問は初めてなのでドキドキしながら開店と同時に伺うと、入り口にはすでに待っているお客様もちらほら。
着席すると次々と席が埋まっていきます。
確実に訪れたい場合は早めのご予約が必須です！
無垢とうやさんお料理の魅力と言えば、
・野菜や旬の魚介を使った揚げたての季節の天ぷら
・藁炙り、炭焼きといった外食ならではの技法
・近海産や地元の食材の鮮度を活かした丁寧ながら王道で親しみやすい味わい
そして定禅寺通りに面する2階の店舗なので春から夏は緑豊かな景色を、冬には仙台の名物イベント「光のページェント」でイルミネーションを楽しみながら食事ができます。
とりあえずビールを。この写真を見ていただければ、グラス洗浄の質やビール洗浄の丁寧さも伝わるかと思います。
お通しの黒ゴマ豆腐、ピリッときいたワサビの爽やかな風味が黒ゴマの優しい甘さを引き立てます。
この日はいつも納品させていただいているフリーズのフォムシーファー リースリング (ドイツ／モーゼルの辛口リースリング)と天ぷらの相性を確かめるのが目的でしたが、生憎在庫切れだった(他のお客様に楽しんでいただけるなら何よりです！)ので、主旨を変えて楽しむことに😊
その日の仕入れによって変わるメニューでどんな夜を過ごそうか悩むのもまた、至福の時間です。
大船渡のいい牡蠣が入ってきて来ていると教えていただき、とりあえず注文！
ワインは久々にスコルポのオーベイン シャルドネを飲んでみる事にしました。
ワインの納品に伺う際に、職人さんが食材の仕入れ交渉をしている事が度々あるのですが、
「今日はこの魚が欲しいんだけどいいのある？
もっと鮮度がいいのがあれば、種類違ってもいいよ」
と相談していらして、メニューありきでなく食材の質をとても大切にされている様子でした。
仕入れによって日々メニュー表を変えたり、フロアのスタッフさんに説明するのも大変かと思いますが、それよりも料理のクオリティを追求するお客様思いの姿勢が、無垢とうやさんが人気店である理由の一つだと感じました。
スコルポ
オーベイン シャルドネ 2018
日本初上陸となるScorpo(スコルポ）はハイクオリティなピノノワール＆シャルドネの生産地として世界からも注目されつつある、オーストラリア・モーニングトンペニンシュラの老舗ワイナリー。
１年に造られる全生産量の90％はオーストラリア国内の有名レストランやワインバーへの販売で消費されるので、現地でもなかなか入手の難しいワインです。
スコルポについては別途ブログでもご紹介していました！
オーベイン 2018は現地でも完売した貴重なバックヴィンテージで、レモンやグレープフルーツといった柑橘や青リンゴや白桃のようなフルーティさ、アクセントになる香ばしい風味もあります。
酸味と凝縮した果実味、酵母由来のほんのりとトーストの様な風味による複雑さを楽しめます。
余談ですが、オーベインは「シャルドネ」の歴史的なブルゴーニュでのシノニム(別名)でもあり、「予期せぬ幸運＝棚からぼたもち」のような意味合いもあるそうです！
ワクワクするネーミングですね✨
天ぷらコースも注文。
1品ずつ揚げたてを提供してくださり、5品コース／6品コースから選べます。
海老、イカ、アマダイ、ホタテ、トウモロコシ、サツマイモといただきました！
ホタテがレアでサクっ、フワっ、モチっとしていて印象的でした🥺
天ぷらは特に揚げるのが難しくて、家だと失敗が多いのでこの揚げ加減には(職人さん、ありがとう…これが食べたかったんです)と心でつぶやいていました。
もう少し、食べられそう！ということで、おすすめいただいたカツオの藁炙りを。
ここで私は、棚からぼたもちな出会いを経験します。
厚みもありながらトロっととける香ばしいカツオの藁炙りと、
今日の予定外の注文だったオーベイン シャルドネが合いすぎて悶絶。
オーベインシャルドネにもほんのりと香ばしい風味があって藁焼きと似た要素で寄り添っているだけでなく、凝縮した果実味は脂ののったカツオの旨味に負けず・殺さずのバランス感、柑橘系の爽やかな酸味がレモンを絞ったような調味料的な役割も果たしてくれていました。
お忙しい中で料理のお勧めやワインのサーブをしてくださった店長さんに思わず、「これ一緒に食べてみてください！」とワインと一緒にお皿を差し出して笑われてしまいた🤭
炭焼きのアユもいいと思うんですけど、どうですかね？と聞かれ、デザート(笑)はアユに決定。
確かに、香ばしい風味はアユと一緒でも美味しくいただけました！
以前、白身のお刺身だと魚の種類によっては相性が難しかったのですが、火入れをすることでオーベインは幅広い魚料理との相性がいい事に気づけました。
ワインは店長さんやスタッフさんにも味わっていただきたかったので、アユの肝部分以外まで食べ＆飲み進めて〆の日本酒に。
おまかせ、おすすめの季節のお酒をいただきました。
無垢とうやさん「Toya regalo／トウヤ レガーロ」というオリジナルブランド(醸造元／伯楽星)を提供されるほど日本酒にもこだわっていてラインナップも豊富です。
美味しいワインを楽しみたい方、日本酒好きの上司や友人、安定のビール＆ハイボールで…というお酒好き達を楽しませてくれるメニューは、来店シーンを選ばないので助かりますよね。
定番の人気メニュー“仙台牛炙り寿司”も含めた地の食材をふんだんに使ったメニューは宮城を味わうのにぴったりなだけでなく、刺し・焼き・揚げのどれをいただいても美味しく1点で長居してしまうような無垢とうやさん。
最近はこのようなワインも納品させていただきました。
～写真のワイン(左から)～
マンジャカーネ
ムーリ サンジョベーゼ 2016
スコルポ
オーベイン シャルドネ 2018
フレーザーギャロップ
エステート セミヨン / ソーヴィニヨンブラン 2022
思い思いのお酒を楽しんでいただく中に、ルシオールのワインもあればとても嬉しいです！
ドイツの辛口リースリングと、天ぷらもきっと合うのでぜひ試してみてくださいね😊
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
最近伺ったおすすめの飲食店はinstagramでもご紹介しています✨
今後の更新もご期待ください！
Luciole 唐田
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