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日本料理うすださんの滋味あふれるお料理

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仙台の和食店で行きたかったお店の一つ、うすださんにやっと伺ってきました!

◆お店の情報
日本料理うすだ
仙台市青葉区本町2丁目12-2 地下1階
※昼夜共に前日までの完全予約制【営業時間】
18〜21時
12〜13時(土日のみ)
それぞれ最終入店時間定休日:水曜日(月に1度、水曜営業にて月火連休)より詳しい情報は公式ホームペーや、instagram にてご確認ください。
【電話】
022-226-7753 (受付時間 9〜17時)
※営業時間外のみ受け付け

 

店主の臼田 雅(うすだ らき)さんは仙台のご出身で、日本料理おかざきさんや日本料理e.さんという名店での修行を経て独立されました。地元ならではの人脈と地物食材の知識を生かしたお料理はもちろん、臼田さんのお人柄に惹かれた常連さんが多いお店です。

 



地下へ向かう階段を降りると、季節の花が迎えてくれます。

 

個室もありますが、臼田さんとたくさんお話したいな~と思い、カウンター席へ。
テキパキと作業されながらも、にこやかに料理の説明などしてくださってとても嬉しかったです!
キリっと冷えたシャンパーニュで乾杯した後、サクサクふわふわの揚げ物からスタート!

可愛らしい器に盛られた夏らしい食材たち

クジラベーコンやカラスミも全て臼田さんが仕込んでいます。
この一皿までで存分に夏を満喫したような気分になります(笑)

一緒に楽しんだワイン
~ミューストーン/Pied de cuve ピノノワール 2021~

オーストラリアのタスマニアで数多くの賞やワイン評論家からの高得点を獲得し続けており、「彗星の様に現れた才能溢れる大注目の若手」と称されるほど注目の生産者。なんと創立から僅か8年でオーストラリアのベスト ニューワイナリー オブ ザ イヤーに選出されます。(オーストラリアワインのミシュラン的な存在の“ハリデイ・ワインコンパニオン”による評価)
その後も、醸造家、ブドウ畑においてもオーストラリア最高クラスの評価を受けているのがミューストーンです!
その中でも、年間生産本数1,584本のみ造られており僅か120本だけ日本に入荷された貴重なピノノワールを味わいました。

イチゴやレッドチェリー、ブルーベリー、ブラックベリーのような豊かな果実味と優しい渋みが溶け込んでいるようなワインです。
無濾過・無清澄で亜硫酸塩の添加もかなり抑えており、アルコール度数は12.5%と穏やかで滋味深さを感じます。
そんなピード ド キューヴは単体で飲んでも美味しいのですが、繊細なうすださんのお料理に合わせやすくスイスイ飲んでしまいました。
更に詳しい情報はこちらでご覧ください!

※ミューストーンのご紹介は過去ブログにて、写真たっぷりでお届けしています。
画像をクリック👇

お料理も中盤へ…!

椀物には下弦の月と紫式部をモチーフにしたうすださんのロゴを発見!
実は箸留めにも印字されており気になっていたのですが、「聡明」「上品」「愛され上手」という想いが込められた可愛らしいデザインです。

入店時からじっくり焼かれたあゆ(直前まで生きていたそうです!!)、仙台牛といよいよメインのターン。
なんと、ここまででおよそ15種のお料理が出てきています😯
少しずつ、でも全て丁寧に仕込まれたお料理に元飲食店勤務の私は「臼田さんはちゃんと寝れていらっしゃるだろうか…」と心配になるほど、魂を込めた仕事ぶりに驚きです。

気づかれた方もいらっしゃるかと思いますが、うすださんではルシオールの貴重なワインを多数揃えてくださっています。
入荷後あっという間に完売してしまったプリンキピア エステート シャルドネ2019や、過去最高の出来と生産者のダリンさんがおっしゃっていたアルティオ 2019など臼田さんのこだわりのお料理と合わせたい珠玉のワインを楽しめる和食店です。
オーストラリアのモーニングトンペニンシュラという高品質ピノノワールとシャルドネの銘醸地として世界から年々注目度が高まっている産地で、自分の目指すワインを造るために畑の隣に家を構えて、栽培・醸造からたった一人で向き合うダリンさん。
妥協を許さない日本の料理人とオーストラリアの職人的ワイン生産者が生み出す「美味しい物」が巡り合う夜、ずっと至福の時間でした😭

より詳しい生産者情報

特注の土鍋で炊いたトウモロコシご飯。
ぷりっとしたトウモロコシと、ねっとりとしたお米の甘さが口内で混ざり合って幸せMAX状態に。
この後、私は究極の選択を迫られることに…

 

自家製わらび餅or水菓子(桃!)
どちらかで結びの一品となります。
どっちも好きなので、迷いまくっていたら一緒に食事に来てくれた後輩に
「いぶきさん、私が違う方頼むのでシェアしましょ!」と気遣われました(笑)
そんな優しい後輩と同じくらい優しい臼田さんが「特別に一緒に盛りますよ」と言ってくださり、甘える事に🤭
よかったですね~!!と、笑われてしまう始末ですが、本当に最後まで美味しく楽しかったです。
ここでは書ききれないくらい沢山の生産者さんのエピソードを教えてくださり、食事をしながら造り手のストーリーも一緒に味わわせていただくコース。

名残惜しみながらお店を後にし、エレベーターで地上に上がるとどこから登場したのか、臼田さんがお店の外までお見送りに。
素敵な笑顔に癒されて、よし、また仕事を頑張ってあの料理と空間とワインを楽しみに来ようと決意したのでした。
どれも優しい味付けですが旨味や素材の味がしっかり楽しめる「日本人で良かった~」と思えるような和食。あれだけたくさんの野菜を食べられて身体も喜んでいるようでした😊

時間が経つのも忘れるほど充実した夜をありがとうございます。
ご馳走様でした!

instagramではリール動画で訪問記を作りました!
合わせて観ていただけると嬉しいです。

ここまでお読みいただきありがとうございます!
次回の飲食店訪問も是非ご期待ください✨

ルシオール 唐田